平均方向性指数(ADX) は トレンドの強さ を測り、方向は示しません。+DI と −DI(方向性指標)がどちらの側が優勢かを示します。
構成要素
| ライン | 意味 |
|---|---|
| ADX | トレンドの強さ(0〜100) |
| +DI | 上昇方向の動きの強さ |
| −DI | 下降方向の動きの強さ |
ADX はトゥルーレンジと方向性 movement から Wilder 平滑化で構築されます。
計算式
ローソク足 t の True Range:
TR_t = max(H_t − L_t, |H_t − C_{t−1}|, |L_t − C_{t−1}|)
方向性 movement(+DM、−DM)は前足からの上昇・下落幅を比較します。
期間 N の Wilder 平滑化 +DI / −DI:
+DI = 100 × Smoothed(+DM) / Smoothed(TR)
−DI = 100 × Smoothed(−DM) / Smoothed(TR)
方向性指数と ADX:
DX = 100 × |+DI − −DI| / (+DI + −DI)
ADX = Wilder smoothed average of DX over N bars
一般的な設定
| パラメータ | dogabot の既定 |
|---|---|
| 期間 | 14 |
| しきい値 | 25 |
一般的な解釈:
- ADX 20 未満 — 弱いまたはレンジ相場
- ADX 25〜40 — 形成中のトレンド
- ADX 40 超 — 強いトレンド(極端に高い値では消耗に注意)
トレーダーの使い方
方向性のトレードの前に ADX がしきい値を超えることを要求し、+DI と −DI でサイドを選ぶことが多いです。トレンドルールがウィップソーしやすいチョップを除外できます。
dogabot での利用
ADX トレーディングルール は次を出力します。
- 買い — ADX ≥ しきい値 かつ +DI > −DI
- 売り — ADX ≥ しきい値 かつ −DI > +DI
ADX がしきい値未満のときはニュートラルです。
例
例
期間 14、しきい値 25 で ADX = 32、+DI = 28、−DI = 15 です。トレンド強度がしきい値を超え、強気が優勢 → ADXルール は バイ を出せます。ADX = 18 なら DI に関わらず中立のままです。
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